雲の上ホテル
四国カルストの南の山麓。梼原町の役場から車で5分の川沿いを走る国道わきにある。正月(2003年1月)の夕方だったせいか、玄関前の篝火に火がともり、池は氷がはっている。標高が高いため、「南国土佐」のイメージとはちがう。
建物はコンクリートとガラスと金属をつかった前衛的なデザイン。客室のドアなどの安っぽさは否めないが、清潔で気持ちよい。
オーベルジュ土佐山もそうだが、町が建てて、経営は高知市内の「オリエンタルホテル」にまかせている。
1泊2食で16000円。正月特別料金だろう。ふだんは12000円程度らしい。
料理はたっぷり。海の幸、山の幸、肉、魚……。ちょっとセンスのある旅館の食事、という感じだが、腹はぱんぱんにふくれた。
ここの温泉もなかなかよい。だが一番のオススメは温泉プールだ。一般の人も利用できる。ホテル宿泊者は何回でも入ってよい。水はきれいで、のんびり泳げる。オフシーズンの冬の平日に泊まって、一日中泳いでいたような気になってきた。
高知県檮原町太郎川3799ー3
電話 0889ー65ー1100