うに・いくら丼
弘前から普通列車で青森へ。
ホテルで紹介してもらった居酒屋「大判小判」で夕食をとる。刺身盛り合わせ、ホタテやホヤ、イカソーメン…酒2合と生ビール2杯、2人で6300円。刺身は平凡だが、ホタテやホヤはなかなか。良心的な値段設定だ。せっかくだからもう1軒、地ビールの店「青森ブルワリー」へ。ホタテは美味だけでビールもまあまあだけど、遠野(岩手)のズモナビールの味にはかなわんなあ。
翌朝、駅前の市場にある「市場食堂」へ。うに・いくら丼は2000円。丼の飯が隠れるようにたっぷりかぶせてあるのがうれしい。「店のおばちゃんもおねえちゃんも肌がきれいなあ」とレイザルは感心している。
三内丸山遺跡は駅からバスで15分ほど。遺跡じたいも興味深いけど、資料館にあった、「あなたの縄文度」をはかるパソコンゲームやら、「縄文ファッション」のプリクラのようなゲームやらは、どこまで本当かわからないがけっこう笑える。木で火をつける体験ができるのも、小学校の時の社会科実験を思い出した。
青函連絡船の八甲田丸は海に浮かぶ資料館になっていた。高校・大学時代に何度も乗った船。一時代を画した連絡船がなくなったと思うとなんだか寂しい。桟橋に座って連絡船の絵を描く。
午後は棟方志巧美術館は小規模で見やすかった。
「タクシーが多くて、おじさんはみんなベレー帽をかぶってる。へんな町や」というのがレイザルの青森市の感想だ。