午前6時半にバイクでバスターミナルへ。
20分ほど時間があるから、フランスパンのサンドイッチを買う。パンだけなら3000ドンだが、肉なんかをはさんだサンドイッチは10000ドンという。もちろんサンドイッチにした。パリパリのフランスパンはおいしい。母娘でやっていて、娘は先生だから、ちょっとだけ英語をを話せる。氷入りの冷たいジャスミンティーはサービスだ。
メルセデス製のマイクロバスは立派な車体だが、すし詰めにさせられる。
出発してすぎにガソリンスタンドへ。給油中に助手がペットボトルの飲料水とお手拭きをくばる。おいおい。ガスくらい先に入れておけよ。
海とついたりはなれたりしながら南下する。湾に漁船がたくさん浮かんでいる。沖合にトランポリンのネットのように吊ってある巨大な網は海老か魚をとるためらしい。
8時50分、Tuyhoaで食事休憩となる。運転手が20分ほどかけて食事をしてから出発する。牛がぶらぶら歩く国道を、けたたましい警笛で自転車やバイクを押し退けるようにして走る。
午前11時、ビーチで有名なニャツァンのバスターミナルに到着する。
バイクのおっさんに「ビーチのほうは高い。町中のほうが安くていいホテルがあるから」といわれるままに1万ドンで市場近くのミニホテルにつれてこられた。
エアコンつきのツインの清潔な部屋は13万ドン。明日のホーチミン行きのチケットとあわせて22万ドンを払った。奥まった部屋だから街頭の音がうるさくないのもよかった。
近所の定食屋に入る。ごはんのうえに、香辛料で焼いた豚肉のスペアリブとかまぼこ?をのせ、青菜の透明なスープと、生トマトとキュウリがそえられて7000ドン。さすがに庶民の食堂は安い。
まずは北方の市場へ。ジャックフルーツやらなんやら、ホイアンと比べても熱帯色をいっそう強めている。
豆腐はホイアンの市場でも見たが厚揚げらしきものがあって驚いた。
ココナツとフルーツをまぜたものや、フルーツパンチのようなデザートが洗面器のような容器に3つ4つ並んでいる。
「なあに?」ときくとどれも「ティエン」という。おそらく「甘いもの」という意味なのだろう。白いココのデザートを注文する。2000ドン。
つぶつぶのボール状のものは。それにバナナ、モチ(おそらく米の粉)が入っているどろどろの白いげる状の物質に氷を入れてかきまわす。これがうまい。
市場でチェスの駒をつかって双六のようなゲームををしているグループがいた。写真をとらせてもらったら「送って」といわれた。本当は奥のハンモックで寝ているおっさんのほうを写したかったんだが、さすがにカメラを向けられなかった。
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