琵琶湖・海津大崎カヌーで花見@

2001年4月8

 

 3週間ぶりの休日の4月8日(日)は晴れ、カヌー日和。
 尺取り虫方式の琵琶湖1周カヌーツアーのつづきだ。前回の記録を見て驚いた。96年。なんと5年前だった。時間が経つのは早いなあ。あのときはまだ20歳代だったのか。あと5年と3日たったら40歳だというのに……。

いざ出航。琵琶湖最北部へ。

5年ぶりのツアー

 帰途酒を飲みたいから、当初は電車で行くつもりだったが、最寄りのJR駅まで20キロの荷物を背負って15分も歩くのがいやで車で行くことにした。5年前は平気で1時間歩いていたのだから、ずいぶん軟弱になったもんだ。
 午前7時すぎに自宅を出て、1時間弱で京都東インターへ。湖西道路を経由して、近江中庄には9時15分ごろに着いた。さすが琵琶湖最北端に近いだけあって大津からが遠い。
 最近不動産情報をよく目にしてたせいか、「3000平方メートル、格安別荘地」といった看板がやけに目に飛び込む。志賀や比良の近辺なら駅からも近いし、大阪からも1時間ちょっとだ。週末のための家と広々とした土地があったらいいだろうなあ。
  それにしてもこの看板の多さは気にかかる。人気があるからなのか、土地がだぶついているからなのか。
 近江中庄駅前には商店も何もない。ここで同行人のセージと落ちあい、徒歩10分ほどの浜に移る。ここが5年前の到着地点だった。松葉林のある砂浜では、チラホラとバーベキューの客がいる。
 カヌーを組み立てていて、忘れ物に次々気づいた。地下足袋、ガムテープ、牽引ロープ、防水袋……すべて、ない。マップケースも水筒も持ってこなかった。カヌーのチューブの1つがパンクし、骨格を固定する金具が3カ所ほど割れている。ずっと乗っていないと、大事なことを忘れてしまうんだなあ。
  コンビニでワインとビールとペットボトルのお茶を買い込み、10時50分に出港する。
 沖合でまずはビールで乾杯。気温18度と陽気なこともあり、ヨットやら水上バイクやらが目立つ。ブンブンとうるさい水上バイクはどうにかならないものか。

【つづく】

海津大崎の桜並木に近づく
 
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